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いちごの豆知識

 知っているとちょっと楽しい いちごに関する豆知識をご紹介します。あなたはいくつ知っていましたか?

いちごって何科の植物?

いちごは植物学上の分類では、バラ科に属する植物です(サクランボやリンゴなども、このバラ科に属します)。
 いちごは多年草の植物で、長い柄の先端に3枚の小葉がつき、5月から6月ごろに白い花が咲きます。

いちごの果実はどこの部分?

いちごの果実と聞くと、いつも食べている赤い円錐型の部分をイメージすると思いますが、実はこの部分は果実ではなく、表面にある黒い粒こそが果実になります。こうした粒状の果実は痩果と呼ばれます。またこうした痩果が無数に集まり、全体でひとつの果実の様に見える形態をいちご状果といいます。

日本にはいつ頃やってきたの?

いちごは江戸時代の終わりごろに、オランダからはじめて輸入されました(このことが、オランダイチゴの名前の由来になっています)。日本で作物として栽培されるようになったのは19世紀前半のことで、本格的に栽培されるのは明治に入ってからでした。

いちごの栄養分は?

いちごにはビタミンCが豊富に含まれており、いちご100g には62mg ものビタミンCが含まれています。このほかにも成人病の予防などに効果的なペクチン(食物繊維)や、抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種であるアントシアニンも含んでいます。

いちごとミツバチの関係って?

日本のいちご栽培はビニールハウス内での栽培が主流となっていますが、このような環境では露地栽培のように自然な受粉は期待できません。そこでミツバチをビニールハウス内に放して受粉させる方法が、一般的になっています。
 見た目のイメージとは異なり、ミツバチはとてもデリケートな生物なので、自然に近いクリーンな環境でなければ生きていけません。農薬などの科学物質が少ないハウスの中でしか、受粉を行うことはできないのです。

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